認知症の方への対話方法
こんにちは。
三河知多老人ホーム・介護施設紹介センターの土井です。
三河知多エリアで有料老人ホームをお探しの際は当有料老人ホーム介護施設紹介センターにご相談ください。
三河知多老人ホーム・介護施設紹介センターでは、毎日様々な方からご相談を頂いています。
有料老人ホームへのご入居を検討されている方から相談を頂いたら、まず家族様と家族面談というものを行います。
そこでご本人様の身体状況やどのような施設をお探しか、そして施設に入居したらどのような生活をしたいのかなど詳しくお聞きします。
その後、施設見学という流れに進むのですが、この時に実際にご入居されるご本人様と会うケースも稀にあります。
先日とあるグループホームの見学の際、認知症の方とそのご家族様とご同行させて頂きました。
グループホームの詳しい説明は割愛しますが、認知症の診断が必要、要支援2からの受け入れをしている施設形態の一つです。
そこで見学に対応して頂いたケアマネさんと施設長さんが『ユマニチュード』と言われる対応をして下さいました。
ユマニチュードとは包括的ケアメソットのひとつで、特にご高齢の方と認知症患者おいて有用とされ、今でも多くの介護施設で行われています。
※ユマニチュードとはフランス語で「人間らしさ」の意。
ユマニチェードは4つのフェーズに分かれます。
①見る②話す③触れる④立つというコミュニケーションの4つの柱を基本とし、150を超える技術から成りたちます
現在フランスでは400を超える医療機関や施設が、ユマニチュードを導入しており、今ではドイツやカナダなどでも導入され、世界中に広まっており、日本にも2011年から導入されました。
具体的な行動としては、①同じ目線の高さで、20cmほどの近距離で、親しみをこめた視線を送る②実況するように、ゆっくりと声がけ③優しく声を掛けながら、そっと触れる④自分の足で立つことで人の尊厳を自覚し、最低1日20分は立たせる・・・などといった行動です。
逆にユマニチェードのNG行動として①腕などを突然「つかむ」②視界に入りにくい「横や後ろ」から声をかける③無理やりに立たせようとするなどがあります。
実際に介護施設では日常的に行われている介助も認知症の方にとっては恐怖が伴うんですね。
認知症の人を「病人」ではなく、あくまで「人間」として接することで、認知症の人と介護者に信頼関係が芽生え、周辺行動が改善する効果があるといいます。
認知症と一言に言っても、症状は様々です。
徘徊、暴言、物忘れ、自傷他傷などなど本人は何かしらの目的があって行っています。
「人は見つめてもらい、誰かと触れあい、言葉を交わすことで存在する」というユマニチュード。
また、“人との関わり”を大切にしながら、ご本人の自立を促すユマニチュードの技術は、ご本人の心を開く効果だけではなく、介護をする側の心も落ち着き、さらにご本人に優しくできる効果を発揮することも分かります。
もし皆さんが介護施設見学に行かれる際に、職員さんがどのような対応をしているか注視してみてはいかがでしょうか。
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24時間365日受付中ですので、いつでも気軽にお声掛け下さい。
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