認知症の方への対応について
こんにちは。
三河知多老人ホーム・介護施設紹介センターの土井です。
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さて、本日は認知症の方への対応についてお話ししたいと思います。
物忘れ、徘徊、幻視、もの盗られ妄想、手足のしびれや麻痺、うつ状態・・・
これは認知症の方々に主にみられる症状です。
主にグループホームで行われている療法としてバリテーション療法というものがあります。
以前『ユマニチュード』という手法を紹介しました。
ユマニチュードはフランス語で人間らしさを指し、①見る②話す③触れる④立つというコミュニケーションの4つの柱を基本とし、150を超える技術から成りたちます。
バリデーション療法は、アメリカのソーシャルワーカーであるナオミ・フェイルさんが開発した、認知症の方たちとのコミュニケーション術のひとつです。
バリデーションは元々、「確認する、強くする、認める」の意味に用いられますが、フェイルさんによると、認知症の人の「経験や感情を認め、共感し、力づける」意味でバリデーションという言葉を用いているそうです。
ユマニチュードは行動全般を指し、バリデーションは対話を主にした療法です。
一例として、「夜中に部屋にだれかが忍び込んだ」と認知症の方が言い出した時、「部屋にだれかが忍び込んだのね」とその方の言葉を繰り返します。
その人が視覚的な表現が好きなら「どんな服を着ていたの」などと聞きます。
「怖かったのね。人生で一番、怖かったのはなに」と、極端な表現を使うのも有効です。
こうした会話の中で、お年寄りは人生の苦労を語り、失望や不安を吐き出すことができます。
「心の中にとじこめた思いが問題行動となって現れる。でも、だれかがその思いをわかってあげれば問題行動は消える」というのがバリデーションの基本的な考えです。
認知症の方に対しては、常に尊厳を持った態度で接し、その発言に対してはまず肯定をして受容します。
自分が受け入れられないと思うと、より強く自分の主張をして逆効果を招きます。
その方が何を望んでいるかを考え、優しく落ち着いて対応するのが一番だと言えます。
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