有料老人ホームは本当に終のすみかなのか?退所の可能性は?
こんにちわ!
三河知多有料老人ホーム・介護施設紹介センターの土井です。
昨日、WEBでニュースを見ていたところ、全国で100軒余りの有料老人ホーム「イリーゼ」を運営する「HITOWAケアサービス」に景品表示法違反の疑いがあるとして、消費者庁から改善策を求める措置命令がでたというニュースを見ました。
『終の棲家として重介護度の方へのケア』という表示一般」消費者への誤解を招くされました。パンフレットの中に退去になる表示がなされていないというものが理由にようです。
実際、終身利用や看取り介護を謳っている介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付高齢者住宅は多く、病院が長く入院ができなくなり、高齢者が地域で支える地域包括ケア社会を目指している日本にとって介護施設は人生の終焉を迎える場所として一般的になりつつあります。病院は本当に必要な治療のためしか入院ができなくなっています。そのため、健康に不安がある方や、医療行為が必要な方は医療体制が手厚い有料老人ホームに入所を希望する相談は多いです。
名古屋では医療型サ高住のパイオニア的な地域でもあることから、24時間看護師常駐で医療特化のサ高住が多く、また、昨今の病院の傾向を受けて、急性期病院なみの看護体制を整えた住宅型有料老人ホームも増えています。
終末期にも対応し、経鼻栄養、胃ろう、腸瘻、気管切開、人工呼吸器、インスリン、ストマ、バルーンカテーテル、在宅酸素やALS、パーキンソン病、スモン、ハンチントン病、脊椎小脳変性症などの神経難病を中心に受け入れしている住宅型有料老人ホームもあるほどです。
では、有料老人ホームは対処になるケースはあるのか?これだけ重度の介護度の方に対応していれば、退所のケースはないのではないかと思われるかもしれませんが、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付高齢者住宅をとっても、あくまで高齢者の住宅であって、病院ではありません。また、あくまでも介護がついた集合住宅で、集団生活ができる方が対象になります。
そのため、病気などの検査はできず、治療機器もないので、点滴や投薬などの処置で対症療法はできても原因の特定や手術はできません。また、極度の大声や暴力、管理ができない徘徊は介護施設退所の原因になります。以下、主な退所自由です。
・検査や治療を伴う入院(家族が救急搬送を望んだ場合)
・暴言や暴力
・大声
・物取りや被害妄想で共同生活が困難
・結核、疥癬などの感染症
・施設側と家族との折り合いが合わない
・介護施設のマンパワー低下による介護力低下に結果、対応ができなくなる。
など、終の棲家としての有料老人ホームでも退所になるケースはあります。
ただし、認知症の暴力、暴言、大声は程度問題です。あとは伝え方の問題もあります。こんな言い方はよくありませんが、寝たきりで力がない方が暴力を振るおうと手を出してもそんなに力はないので暴力のうちに入らないと判断する施設もあります。
これについては、また別で触れていきたいと思います。
有料老人ホームと言っても様々で介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付高齢者住宅でもその施設が得意としているケアや介護レベルの方がいます。また、退所になるケースはパンフレットには記載なく、契約時にある重要事項説明で記載されています。
三河知多有料老人ホーム・介護施設紹介センターでは、各施設ごとの情報をデータ化していますので、ご希望に合った施設がご提案できます。
見学同行も無料ですので、退所になるケースなどの聞き逃しそうなポイントのヒヤリングもサポートいたします。
老人ホームのご入居相談や見学同行は完全無料、入居に至るまでとことんサポートしております。
24時間365日受付中ですので、いつでも気軽にお声掛け下さい。
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