介護施設における、お花見について

こんにちは。

三河知多老人ホーム・介護施設紹介センターの土井です。

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さて、全国的にも桜が満開に咲き始めて、ここ愛知でも開花が3月19日に始まり、満開予想は今週が一番の見どころといったところです。

本日も営業を回っているとお花見をしているご家族連れを目にしました。

 

介護施設においてもレクリエーションにおいて、お花見を実施しているところが多くあります。

桜は、視覚的に大いに私たちを楽しませてくれますが、その楽しさを上回る様々な良い効果があります。

今回は、お花見に行くことで得られるメリットについてお話ししたいと思います。

 

実際に桜のあの上品な香りの正体は、『クマリン』と呼ばれる物質で、この物質にはたくさんの効能があるようで、抗菌作用、リラックス効果をはじめとして、鎮静作用、血圧低下作用、咳止め作用、二日酔い防止作用などが期待できると期待されています。

 

また、桜の木は、『フィトンチッド』という香気成分を発します。

この物質には殺菌作用があり、桜の木はこの物質を分泌することで、カビや病原菌から自分自身を守っているのだとか。

ちなみに、フィトン＝植物、チッド＝殺すという意味でフィトンチッドとは、植物が（細菌を）殺す、つまり殺菌作用をもつ物質だというわけです。

この物質を人間が吸い込むと、血中に溶け込み、脳のGABAA受容体というものの応答を強めます。この受容体の応答が強まると、興奮などが抑制され精神が安定するのだそう。ですから、桜の木の香りには、リラックス効果があるということなのです。

 

実際にウォーキングやお散歩、外に出て日光を浴びるという事は、ストレス発散や認知機能を高めるのに非常に効果的だということが知られています。

それに加えて、お花見をしながら運動すると、普段よりも桜の木の香りを多く吸えるため、上でご紹介したフィトンチッドを多く取り込むことができます。

桜の下なら、花を楽しみながら歩くことができるので、歩く疲れも忘れてたくさん歩けそうですね。

 

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